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契約トラブルが増加?銀行窓口での保険相談、何がマズイ?

2007年に解禁された銀行窓口での保険販売。しかしながら保険契約に関するトラブルも増えていると言います。ここでは銀行窓口での保険販売に関する実際のトラブル事例をご紹介しながら、注意点などを解説していきたいと思います。

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2007年(平成19年)から銀行窓口ですべての保険販売が行えるようになりました。それから約8年が経過したものの、独立行政法人国民生活センター(以下国民生活センター)には、銀行窓口での保険契約に関するトラブルが増加傾向にあります。

 

特に高齢者への不適切な勧誘が多く見られ、場合によっては詐欺と大して変わりがないと言っても過言ではないような事例も見受けられます。そこで今回は、国民生活センターに問い合わせがあった実際の事例を引き合いに、銀行窓口での保険契約について考えていきたいと思います。

 

尚、記述する見解はすべて筆者独自のものであり、保険を売らない独立系FP(専門家)という立場である事をはじめに申し添えておきます。

 

銀行窓口での保険販売、そのトラブル事例

 

最初に国民生活センターのホームページから、実際に問い合わせのあった保険トラブルの事例(一部)をここでご紹介していきます。

 

【事例①】母が銀行員に勧誘され、利率変動型積立終身保険を500万円で契約していることがわかった。契約内容を問い合わせているが回答はない

 

【事例②】10年以上前、一定期間経過後、終身保険に切り替わるという生命保険に加入した。その際、営業員の勧めで持病を告知しなかった。しかし最近持病が悪化し、保険金が支払われない可能性があると思うようになった。その後、営業員の告知義務違反教唆を理由に、保険金が返金された事例があることを知った。これまで支払った保険料を返金してほしい

 

【事例③】10年ほど前、疾患がある長女であっても「こども共済」に加入できると言われて申し込んだ。昨年、告知義務違反で一方的に解約になってしまったが納得できない

 

※上記例は独立行政法人国民生活センターホームページから引用

 

様々な保険トラブルが並ぶ中で、銀行窓口で勧誘した高齢者への、一時払い終身保険の事例については相当な悪意を感じせざるを得ません。ちなみにこの事例の詳細は以下のリンクから確認できます。

 

参考リンク:銀行窓口で勧誘された一時払い終身保険に関するトラブル

 

筆者が最も気になったのは「高齢者」に焦点を当てている点です。保険内容の事がよく分からない高齢者の方に対し、都合の良い内容を伝えて契約させる。これでは詐欺と変わらない事例だと思うわけです。

 

また、銀行窓口担当者に完璧な保険知識があるとは到底思えない点も挙げられます。ファイナンシャルプランナーの資格を有している事と、保険販売の実務を行っていく事は全くの別物です。知識を有しているのはもちろん、保険の実務にも携わっていなければ、相談者に対して最適な保険設計を行う事はできません。単純にマニュアル通りに勧められるほど、保険相談は甘いものではないのです。

 

銀行と保険専門のショップ、どちらで保険相談すべき?

 

これは一般的な発想ではありますが、税金の相談なら税理士や公認会計士、離婚や訴訟の問題なら弁護士、労務の相談なら社会保険労務士など、それぞれの相談内容によって、適切な専門家というものが存在するわけです。そして銀行と保険ショップ、どちらの方が専門性が高いのかを比較した時、筆者としては保険ショップだと思います。やはり「餅は餅屋」の方がお薦めできると思います。

 

近年は保険に加入する前に、ファイナンシャルプランナーなどに保険相談を行なってから保険の契約を行う人も多く見られます。保険に関する基礎知識や設計に対する考え方をきちんと知り、アドバイスをもらってから契約する方が後々のリスクも少ないのです。

 

保険選びの良し悪しは、設計者とあなた自身の満足度で決まる

 

ここまでを読んで頂くと、銀行で保険相談はすべきでないように感じると思います。しかしながら、保険選びの良し悪しは、相談を受けてから保険を設計する設計者と、あなた自身の満足度ですべてが決定していきます。

 

例えばファイナンシャルプランナーである筆者が、相談者の方から保険相談の依頼を受け、保険設計を行なったとします。相談者の方の収入や支出、将来のビジョンなどをヒアリングし、公的年金や公的健康保険制度の事も加味し、ニーズに合った保険設計を行なったとしても、いざ保険契約を進める際に保険販売の担当者から「これではダメです」といった話があり、あれやこれやのうちに納得をした場合は、相談者にとっては筆者ではなく、その保険販売の担当者が良かった事になります。

 

保険選びの後悔というものは、気付くのが何年も先になるものであり、その時になって気付いたとしても、遡って保険契約をやり直す事はできません。つまり保険の良し悪しというのは、契約時の設計者の意見と、その時のあなた自身の満足度ですべてが決まっているわけです。このように考えると、保険の販売窓口が銀行であろうと、保険ショップであろうと、相談相手次第であるという事がお分かり頂けると思います。

 

今回まとめ

 

そもそも保険契約に関するトラブルがなぜ起こるのか?それは保険を売らなければならないからです。なぜ売らなければならないのか?それは販売を通じて利益を上げなければならないからです。だからこそ、トラブルになるような保険の売り方も出てきてしまうのです。

 

筆者のように保険を売らない立場のファイナンシャルプランナーの場合、相談者の方のニーズに応じた正しいアドバイスを行う事で、相談者の方からの信頼を得たり、次に繋がる結果が出てくるのです。要は保険を売らなければならないといったプレッシャーが一切ないのが強みです。

 

これから保険の加入や見直しを考えている皆さんであれば、こういった点もぜひ知っておいて頂きたいと思っています。きちんと考慮してから保険を選ばなければ、家族や自分自身の保険内容が悪くなってしまう可能性があると筆者は考えているからです。

 

著者・SPECIAL THANKS

佐藤 元宣

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)。税理士事務所や社労士事務所といった専門家の下での勤務経験と保険代理店などの経験を活かした、若手の保険を売らない独立系FPとして秋田県を中心に活動。秋田県の子育て支援プロジェクトに唯一参加するFP、社会貢献活動にも積極的に参加。幅広い分野で相談に応じる

 

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