保険ショップって実際どうなの?がわかる。豊富な口コミ評判、体験談評価で保険相談選びを支援します。

ほけんショップみんなの口コミ評判 > みんなが知りたい保険のこと > 種類のこと > 10月から火災保険料が変わる!値上げ、値下げの地域も!一体何が変わる?

10月から火災保険料が変わる!値上げ、値下げの地域も!一体何が変わる?

平成27年10月より大手損害保険会社が火災保険料の値上げを開始します。実際、すべての都道府県で火災保険料が値上げされるわけではなく、中には値下げされる地域も存在するのですが、これを機に火災保険の加入契約条件にも大きな変化が生じる事になります。今回は本年10月から大きく変化する「火災保険」について、幅広く解説していきたいと思います。

0132.jpg


火災保険料値上げの背景には何が?

 

火災保険の補償範囲は火災だけに留まらず、台風や大雪などの自然災害による損害も補償されます。昨今では、台風や大雪の他、爆弾低気圧や竜巻などによる損害も多くなっており、損害保険の保険金支払額は大きく増加しています。今後、更にこのような災害が拡大するという予測に伴い、損害保険会社の収益が現状以上に圧迫されるのを防ぐための措置として、火災保険料が値上げされる事になりました。

 

「保険の公平性」は保たれているのか?

 

尚、都道府県によって火災保険料が値上げ、値下げされる理由には「災害リスク」が関係しています。例えば、台風をイメージしてみて下さい。強い勢力で日本列島にやって来る台風は、沖縄県や九州地方を通過し、大きな損害を与える場合が多々あります。一方で、東北地方や北海道を通過する頃には、徐々に勢力が弱まっている事も多く、台風による被害が比較的大きいとは言えない地域になっています。

 

ただし逆に、北海道や東北地方には「大雪」という問題があります。このように大きな自然災害が起こり得る都道府県では、火災保険料が大幅に増加する事になります。そもそもの保険の在り方を考慮すると、公平性は保たれているという結果ではあるものの、自然災害であり、自己の過失責任とは全く関係が無い事象である事を踏まえると、到底納得できるものではない気がしてなりません。

 

住宅購入時の火災保険契約は、最長35年から10年へ

 

住宅購入時には火災保険の加入が必須です。住宅ローンの申し込みでは、融資条件の1つに火災保険への加入義務が挙げられますが、この理由は、金融機関がローン完済までの間に、火事などで住宅が消失してしまった場合の担保を確保するためです。

 

従来の住宅ローンにおける火災保険は、ローンの申し込み時に、完済までの期間で契約するのが一般的でした。例えば、長期固定金利のフラット35を利用する人は、35年や36年という長期の火災保険を掛ける人がほとんどであるといった意味です。

 

しかしながら、10月からはこのような長期の火災保険には加入できなくなります。具体的には火災保険の最長加入期間は「36年」から「10年」へと変更されます。

 

火災保険を巡る、損害保険会社間の競争が激化へ

 

これから住宅を購入する人たちからすると、10月以降、火災保険は最長で10年までしか加入できません。仮に35年ローンを組んだ場合には、少なくとも3回(10年~20年、20年~30年、30年~35年)は火災保険を見直し、検討する事になります。このような状況を踏まえると、将来の損害保険会社間での加入者獲得競争の激化が容易に予測できます。

 

現在の生命保険のように、火災保険の見直し需要が多くなる事も考えられ、保険会社独自の補償サービスといった価値提案の方向へシフトしていくと筆者は予測しています。FP(ファイナンシャルプランナー)という専門家の立場からしても、業務の幅が広がるきっかけになるのは間違いないと言えるでしょう。

 

火災保険の満期が迫っている場合は、早急な対策をお薦めします

 

新たな制度が開始されるまで、既に1ヶ月を切っていますが、もし火災保険契約の満期が迫っている場合は、敢えて新たな火災保険に加入しておくのも一策です。数ヶ月間補償が重複してしまう事もありえますが、長期的に考慮した場合には、保険料の節約に繋がる結果になるでしょう。火災保険料を一括払いしている場合には、解約する事で前払いした分を返戻してもらい、新たに加入し直す事で、保険料の節約に繋げられる方法もあります。

 

いずれの場合でも共通している事は、制度開始前までに対策を講じて実行するという事です。該当する方は是非、僅かなチャンスを活かすきっかけにしていただければ幸いです。

 

著者・SPECIAL THANKS

佐藤 元宣

ファイナンシャルプランナー(CFP認定者)。税理士事務所や社労士事務所といった専門家の下での勤務経験と保険代理店などの経験を活かした、若手の独立系FPとして秋田県を中心に活動。秋田県が行う子育て支援プロジェクトに唯一参加するFP、社会貢献活動にも積極的に参加。幅広い分野で相談に応じる個性派FP。

 

その他のお薦め記事

みんなが保険相談で選んでいるショップはどこ?
保険ショップは自宅の近くであればどこでも良い訳ではありません。比較できる保険会社数に違いがあったり、相談のしやすさで理解度や納得度が変わり、選ぶ保険や支払いにも影響を与えます。利用者が多いショップの比較ランキングに加え、窓口の選び方等もわかりやすく解説しています。
徹底比較!保険ショップ人気ランキング
地域で保険ショップを探す